ナイトウシネマシティ開演。
本日の興行は見逃していたスパイダーマン2。
秘宝的頭の可哀相系映画ファンの間ではサム・ライミ監督の人間的優しさは最早キアヌ・リーブスが私生活ではかなりボーっとしてる奴だと言うのと同じくらいの共通認識だと思う。この監督、死霊のはらわたとかそんなタイトルの映画撮ってる時ですらフィルムから優しさが漂ってくる稀有な人物。そして今回もそれが如何なく、いやむしろいつも以上にストレートに伝わって来た。
結論から言うと、泣いた。
描いている対象物全てに監督の豊か極まりない愛情が注がれている。
そんな映画はいつだって愛らしく、いつだって言葉にならない暖かさがスクリーンを彩り、観ている者の心を輝かせるのだ。
監督はスパイディを、ピーター・パーカーを、MJを、Dr.オックを、メイおばさんを、ハリーオズボーンをJ・ジョナ・ジェイムスンを、このコミックを、心の底からリスペクトし、大切に思っている。
そんな人が作った、頑張れピーター・パーカーの物語。
子供のころ、彼を心躍らせてくれたヒーローへの、親愛なる隣人への、時を越えた暖かな、美しいエール。
泣かずにおれるか。
Mr.インクレディブルと共に、2004年がヒーロー映画の当たり年だったと確信させてくれる素敵な一本でした。